「なんだか、ウチの会社納期遅れが多いんだよなー」
みたいな、あいまいな問題って何から着手すればいいか難しいですよね。
今回は、そんな現場にたくさんある、あいまいな問題を
ズバッと解決してくれる手法
DMAIC(でぃー、まいく)
を紹介していきます。
モトローラ社が開発、発展させてきた経営手法シックスシグマにルーツを持ち
経営だけでなく、様々な問題解決の場面で活用されています。
DMAICとは、それぞれのプロセスの頭文字を取られていて
D、M、A、I、C 合計5つのプロセスから成ります。
このプロセスに沿って考えていくと、どんな問題でも解決できる
素晴らしい手法です。
各プロセスの説明は別の投稿で詳しく説明しますので
ここでは概要のみ、さらっとお話していきますね。
D:Define(気づき)
まず、最初のプロセス「D」ですね
Defineの頭文字で「気づき」を意味します。
問題は何か?
課題は何か?
を整理して、着手すべき選択肢を列挙していきます。
M:Measurement(数値化)
次は「M」です。
Measurementの頭文字で「数値化」を意味します。
感性も、感情も、様子もすべて
形容詞でとらえている、あいまいな問題を、
徹底的に数値化するプロセスです。
A:Analysis(分析)
そして、「A」
AnalysisのA、「分析」です。
Mのプロセスで数値化したデータをいろんな手法で解析していきます。
グラフを書いたり、統計解析を活用して
今まで気づいていなかった問題の原因に迫ります。
I:Improvement(改善)
さらに進んで、「I」
Improvementの「I」、「改善」ですね。
Aのプロセスで得られた結果をもとに
様々な具体的な改善を提案し、実行していきます。
C:Cntrol(管理)
通常、ここまでで満足してしまいがちですが
この手法の素晴らしいところは
最後にControlの「C」、「管理」を配置しているのです。
Iで決めた案を、いつ、だれが実行しても
同じ効果が出るようにルール化するのです。
実例に沿ってそれそぞれ詳しく説明してますので、こちらもご覧ください。
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