「なんだかウチの会社、
納期遅れが多い気がするんだよなー。。」
このあいまいな不安を、DMAICを使って徹底的に数値化して
具体的な対策方法に落とし込みます。
DMAIC最初のプロセス「D」を、具体的に解説していきましょう。
まず最初に、問題と課題を整理していきます。
問題? 課題?
どう違うの?、と思ったあなた。学びのチャンスです。
問題とは、現実とターゲットのギャップ
課題とは、問題を解決するための手段
こちらの図👆をご覧ください。
「現状」、「ターゲット」が記されています。
なんだか納期遅れするんだよなー
の実態においては、
現状:なんだか納期に間に合わない
ターゲット:納期遅れしない
と記入できます。
すると、問題と課題が見えてきますね!
手段が目的化してないか?みたいなことをよく聞きますが
この図が頭に入ってると、迷うことはなくなります。
次に、課題となる得る項目をリストアップします。
ここで重要なのは、
ただ思いつく項目だけを列挙すると、結局 勘と経験に頼ることになる
ということです。
重要な課題を逃さないように、ロジックツリーにまとめてみましょう。
スタートとして、
「いつも顧客納期に間に合わない」
という「問題」を置きます。
その問題にかかわる因子は、何がありますか?
ここでもう一つの重要ポイントです。
因子は各層においてMECE(抜け漏れダブりなく)に列挙すること
を心掛けてください。
そうすると、納期遅れに関連する課題がロジカルに出てきますね。
この段階では、関係ないと分かっていてもMECEを心掛けて列挙していきましょう。
ここでは、会社の組織に沿って
営業、調達、製造、経理、庶務、生産管理、総務
の目線で分けてみました。
「D」のまとめになります。
Dのプロセスは、以下の2つ
①現状とターゲットを記して、
問題(ギャップ)と課題(解決に向けた取り組み)を整理して
現状に「気づき」ましょう。
②そして、ロジックツリーを描いて課題を具体的に抽出しましょう。
では、次は「M」の説明をしていきます。
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